お世話になっている方から嬉しい情報を頂きました。
『チェコ絵本とアニメーションの世界展』の第4部の「チェコ絵本の現在」で原画も紹介されたユライ・ホルヴァートの『青いトラ』が新刊書で翻訳出版されることになりました。ユライ・ホルヴァートはプラハ美術工芸大学のグラフィック科で
イジー・シャラモウンに師事。2000年には夫妻で出版社『バオバブ』を設立しました。『青いトラ』は2004年にバオバブから出版された絵本で文章を奥さまのテレサ・ホルヴァートヴァーが手掛けています。『青いトラ』は現在、チェコで映画も制作中とのことです。こちらもどのような作品になるのか楽しみです。
▼青いトラ
チェコ国際児童図書評議会 「金のリボン賞」 受賞作品
▽文/テレサ・ホルヴァートヴァー
▽絵/ユライ・ホルヴァート
▽訳/関沢明子
▽B5変型 並製本 36頁(図版66点)
絵本大国チェコのアーティスト集団として、本国で大注目の「バオバブ」の絵本が、遂に日本で初刊行。大好評だった2006年の「チェコ絵本とアニメーションの世界展」で展示され、話題となった絵本です。現在、チェコでアニメと実写を組み合わせた、本書の映画製作中。
あらすじ…
街中が追う「青いトラ」がもたらしたものは何?
ある時突然現れた、世にも珍しい青色をした小さな内気な迷子のトラを、悪党や一攫千金の市民が狙う。その頃、街を自然の脅威が襲おうとしていた……
閉鎖寸前の植物園に暮らす2組の親子が、植物園とトラを守るため、忘れていた絆を取り戻し、優しさと勇気と空想力で立ち向かう。チェコからやって来た、現代のおとぎ話。
▼詳細はこちら→『
青いとら』
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